A-7 運営

ボランティアがたくさん集まる魅力ある組織とは? 〜病院&福祉施設のコーディネーションを考える〜

日時:2月28日(土)13:30~17:00

定員:30

対象:病院・福祉施設に勤務するボランティアコーディネーター、ボランティア担当者、このテーマに関心のある方

人(ボランティア)がたくさん集まる組織には、参加したくなる魅力があるものです。病院や福祉施設のボランティアは個人参加も多く、活動者同士がボランティアグループ・チームとなっていきます。ボランティア組織を活性化させる仕掛け人としてのボランティアコーディネーションのWANT・CAN・MUSTを学び、病院や施設にあったスタイルを確立しましょう。「人が集まるボランティア組織をどうつくるのか」の著者である長沼豊さんにファシリテートしていただき、ボランティアが生き生きと活躍できる組織、その人的マネジメントの働きを教育の視点で学びあいます。

ファシリテーター

長沼 豊
学習院大学文学部教育学科 教授/JVCA理事


高校・大学時代からボランティア活動に関わり、卒業後中学校教員に。1999年から大学教員となり教員養成に従事。ボランティア学習を中心に研究を進める。日本ボランティアコーディネーター協会理事、日本ボランティア学習協会常任理事、日本福祉教育・ボランティア学習学会理事などを務める。著書には『人が集まるボランティア組織をどうつくるのか ~「双方向の学び」を活かしたマネジメント~』(ミネルヴァ書房)、『実践に役立つボランティア学習の基礎理論』(大学図書出版)、『学校ボランティアコーディネーション』(筒井書房、編著)、『新しいボランティア学習の創造』(ミネルヴァ書房)『親子ではじめるボランティア』(金子書房、編著)など多数。全国各地でボランティア学習についての講演やワークショップを行う。自称「ボランティア学習仕掛人」。趣味は水泳、鎌倉歩き、特撮ヒーローもの。特技は姓名占い。似ているといわれる有名人は多数。

WEBサイト http://naganuma55.jimdo.com/


事例発表者

竹内 和泉
聖路加国際病院 ボランティアコーディネーター


1950年 3月国立岡山病院附属高等看護学校を卒業、1950年 5月聖路加国際病院に就職 病棟主任 師長を経て 1972年 3月聖路加国際病院附属高等看護学院教務主任 1985年 4月聖路加国際病院 副看護部長 1996年 5月定年退職、以後ボランティアコーディネーターとして現在に至る。1985年 10月より米国アイダホ州ボイゼセイルカレジオナルメディカルセンターにて看護管理・ボランティア活動の研修を受ける(3ヶ月間) 2003年 4月勲六等宝冠章受賞、ボランティアコーディネーターをしつつ放送大学教養学部を卒業(通信教育で) 島根県立病院、高知市民病院でのボランティア活動立ち上げに協力した。最近の共著として20013年10月1日発行の『緩和医療薬学』(南江堂発行)がある。


森 賢一
高齢者福祉施設「本能」 介護部長


兵庫県明石市出身。大阪の大学で舞台芸術を学び、福祉の世界で仕事をしています。福祉と芸術?畑違いだと思われる方はたくさんいるかも知れませんが、人と感動し笑い泣くのは同じです。利用者、スタッフ、町の人々は役者です、それぞれがそれぞれの役割で、スポットライトが当たるよう日々楽しんでいます。

また、歴史が好きな私にとって、京都の本能寺跡で働く事はとても魅力的であり、お年寄りから聞く昔話は特におもしろく、仕事を忘れて、耳を傾けています。俳句やお寺巡りなど趣味がだんだん高尚?年寄り?っぽくなっている今日この頃です。


[担当]戸田 玲奈(神戸市立医療センター中央市民病院)/松尾 裕美(大阪府済生会中津病院)/船橋 幸子(大阪医科大学附属病院)/橋口 文博(じゅうしん須磨寺/JVCA運営委員)