B-1 福祉

支援「する側」「される側」を越えるコーディネーション 〜生きづらさに寄り添い「居場所」と「役割」を創り出すカギ〜

日時:3月1日(日)9:30~13:00

定員:20

対象:゙ランティアセンタースタッフ、社協の地域担当ワーカー、福祉施設のボランティアコーディネーター、若者支援に関わるボラン ティアコーディネーター、その他このテーマに関心のある方

病気や障害、また自分のルーツや生育環境など、背景は異なるものの、生きづらさや孤独感、疎外感を抱えている人たち。
このような人は、ともすれば「支援を受ける側」「役に立たない人」と捉えられがちですが、私たちボランティアコーディネーターには、エンパワメントの視点を持って、ひとりひとりが自分の価値を再認識できる「居場所」と「役割」を創り出す力量が求められています。
生きづらさを抱える人に寄り添いながら、あらゆる人が市民社会の担い手となれるような伴走型のコーディネーションについて、参加者全員で考えてみませんか?

講師・事例発表者

菊池 まゆみ
秋田県藤里町社会福祉協議会 常務理事


・平成 2年 4月 藤里町社会福祉協議会入社

・平成14年 4月 藤里町社会福祉協議会事務局長就任

・平成26年 4月 藤里町社会福祉協議会常務理事兼上席事務局長就任

【資格等】

・社会福祉士 精神保健福祉士 主任介護支援専門員

【藤里社協の主な活動】

・「ひきこもり町おこしに発つ」秋田魁新報社より 平成24年4月刊行

・NHK「クローズアップ東北」「おはよう日本」「クロ‐ズアップ現代」、日本テレビ「ニュースゼロ」、秋田魁新報0毎日新聞・共同通信・福祉新聞・公明新聞等で、ひきこもり者等支援事業等の取組が取り上げられている。

・平成24年度秋田県社協会長表彰、全国社協会長表彰を受賞

・平成25年度日本地域福祉学会地域福祉優秀実践賞受賞


事例発表者

松村 幸裕子
暮らしづくりネットワーク北芝 職員


(特活)暮らしづくりネットワーク北芝 職員

(公財)京都市ユースサービス協会 理事

1983年京都に生まれ育つ。こどものときから近くの児童館に出入りし、利用者からボランティアへスムーズに移行。いまの「人とかかわる」原点を得る。高校生の頃から、京都市ユースサービス協会にて、様々なボランティア活動に参加し、みんなで何かをつくりあげていく「おもろさ」に出会う。大学・大学院在籍中には自らコミュニティースペースを立ち上げたり、高校生のまちづくり活動をサポートする活動などに関わったあと、2011年(特活)暮らしづくりネットワーク北芝に入職。被差別という地域課題の解消をめざす方法としてワカモノが「オモロイ!」と思う取り組みを続ける北芝に魅せられ、現在地域通貨・こども通貨「まーぶ」の事務局をはじめとした、まちづくりの企画開発に携わる。また、そこに関わる中高生から若者が増えるようコーディネートに奔走中。



石川 智規
紫野カルチャー亭運営協議会 事務局長


紫野カルチャー亭運営協議会 事務局長

フナッツ 代表

生年月日:1985年10月8日 大阪府茨木市出身

2005年 まちづくり活動グループ「フナッツ」立ち上げ

2008年 佛教大学社会福祉学部社会福祉学科卒業

2010年 「紫野カルチャー亭運営協議会」立ち上げ

      (紫野学区社会福祉協議会とフナッツによる協議体)

2011年 一人暮らし高齢者の会「パープルフレンズ」結成をサポート


学生時代に京都市北区紫野学区で活動を始める。紫野学区に愛着を持ち続け、10年が経過。紫野カルチャー亭運営協議会では、「一人暮らし高齢者の方が中心となった当事者組織の支援」や「若者(主に大学生)が地域で活動する場づくり」等を行なっている。

現在、佛教大学事務職員として働きながら、地域と大学を軸に活動中。


[担当]金 相文(とよなか国際交流協会)/片山 宣博(産経新聞厚生文化事業団)/青山 織衣(岸和田市社会福祉協議会) [協力]山本 房(とよなか国際交流協会)