S-2 地域福祉

子どもの貧困対策に向き合う地域のボランティアコーディネーション 〜地域が主役で課題解決!!〜

日時:2月28日(土)13:30~15:00

定員:20

対象:子どもの貧困対策や生活困窮者自立支援などの枠組みの事業に携わっている、またはその予定がある方、課題解決のために地 域や学校との連携を進めていきたい施設職員、その他、本テーマに関心のある方

『子供の貧困対策に関する大綱』で示された「学校をプラットフォームとした教育支援」。その先行事例ともいえる学習支援事業が京都市内のある中学校で行われています。地域の「子どもの貧困」問題解決のために地域の社協、NPO、青少年施設が協働し「地域主体」の学習支援プロジェクトを紡ぎ出した過程を報告します。またそこから派生した取り組みや今後の展望、他地域へのモデル移転の可能性などを意見交換で深めたいと思います。そして地域の課題解決に向けて、支援のネットワークが広がっていく中で関わる人々に芽生えた“わくわく感”も見逃せません!

事例発表者

上原 裕介
京都市ユースサービス協会 職員


1982年福岡県生まれ。福岡教育大学教育学部卒業。東北大学大学院教育学研究科博士課程中退。2010年、(公財)京都市ユースサービス協会に入職し、現在、京都市山科青少年活動センターに勤務。主に子どもの貧困と少年非行をテーマにさまざまな取り組みを進めている。


コメンテーター

村井 琢哉
特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば 理事長


関西学院大学人間福祉研究科修了。社会福祉士。

団体内では、学生時代にはキャンプリーダーや運営スタッフを経験。そのなかで、学生時代にボランティアの受け入れの仕組みの構築、コーディネートなどを行なう。また団体外でも犯罪被害を目撃した子どものサポートなどにも学生ボランティアとして関わる。

大学院修了後、京都府庁での協働コーディネーター、公益財団法人京都地域創造基金にも携わりながら、山科醍醐こどものひろばの活動に関わり、副理事長、事務局長を歴任し、現職。
現在は、組織の運営基盤構築と、地域などの連携、協働による事業を展開し、より多くの子どもたちが豊かに育つことができるまちづくりに取り組んでいる。

主な著書(共著):『子どもたちとつくる貧困とひとりぼっちのないまち』(2013)


[担当]横関 つかさ(京都市ユースサービス協会)