オープニング

超・声・肥エル "ボランティアコーディネーション" 〜カギは「越境」と「わくわく感」

日時:2月28日(土)10:00~11:50

定員:250人
対象:参加者全員

さまざまな地域課題や社会課題を解決するプロセスに市民参加をうながす「ボランティアコーディネーション」と、新たな結びつきを通じて、自分たちの力で課題を解決しようとする「コミュニティデザイン」。実は両者は深い部分でつながっているのでは?
オープニング全体会では、市民参加による課題解決の実践例を両者の観点から紹介するとともに、そこにどのような視点や手法が効いているのか、また各取り組みの魅力や可能性、課題を深堀りします。
そして、持続可能な市民社会に向けて、ボランティアコーディネーターが果たす役割について、問題提起をいただきます。

登壇者

井岡 仁志さん
高島市社会福祉協議会 地域福祉課長・ボランティア・福祉学習センター長


1962年奈良市生まれ。大阪のラジオ番組制作会社の仕事から、30代に滋賀県朽木村に移住し、木こり(財団法人森林文化協会)に転職。2003年縁あって朽木村社協に入職し、合併に伴い2005年高島市社協職員となる。災害、ボランティアコーディネーション、福祉教育、小地域福祉活動が関心領域。認定NPO法人日本ボランティアコーディネーター協会理事。


山崎 亮さん
studio-L代表、東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)、京都造形芸術大学教授(空間演出デザイン学科長)、慶応義塾大学特別招聘教授


1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。「海士町総合振興計画」「マルヤガーデンズ」「studio-L伊賀事務所」でグッドデザイン賞、「親子健康手帳」でキッズデザイン賞などを受賞。

 

 

著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社:不動産協会賞受賞)』『コミュニティデザインの時代(中公新書)』『ソーシャルデザイン・アトラス(鹿島出版会)』『まちの幸福論(NHK出版)』などがある。


コーディネーター

永井 美佳さん
大阪ボランティア協会 事務局次長


大学2回生の夏、話のネタ的なノリで参加したボランティア活動にスッポリとはまり、その後、国際協力、環境、農、福祉などさまざまな活動に参加。そこで出会った市民活動家の生きざまに衝撃を受けて、この世界で生きることを決意。

学生時代をボランティア三昧で過ごした後は、複数の市民活動団体の事務局勤務を経て、1995年9月より大阪ボランティア協会に入職。2010年6月より現職。

専門は、市民活動(ボランティア・NPO等)のコーディネーション、市民参加によるNPOの組織化や事業化、プログラム開発の支援、企業の社会貢献・CSR活動の推進。相談業務の傍ら、セミナーの講師やパネルディスカッションのコーディネーター、会議のファシリテーター、司会、大学の非常勤講師、自治体のNPO関連施策・協働推進委員、助成金審査員なども引き受けている。

この業界に足を踏み入れて24年。まだまだ深みにはまっていっている状況。

 

ボランティアコーディネーション力1級検定合格。


[担当]青木 淳(大阪府社会福祉協議会)/青山 織衣(岸和田市社会福祉協議会)/赤澤 清孝(ユースビジョン)/河合 将生(office musubime)/川口 加奈子(大阪市社会福祉協議会)/椎名 保友(日常生活支援ネットーワーク「パーティ・パーティ」)/竹田 純子(龍谷大学ボランティア・NPO活動センター)