A-1 福祉

ボランティアコーディネーターが翻訳する生活困窮者自立支援事業 〜いつ・だれと・どこで・どうやって・つながるか〜

日時:2月28日(土)13:30~17:00

定員:30

対象:生活困窮者支援に関心のある方(とくに元ボランティアセンター担当で生活困窮者自立支援事業担当者やボランティアセンター担当者歓迎)

もうすぐ、あなたのまちでも生活困窮者自立支援事業が始まります。準備はOKですか?
この分科会では、ボランティアコーディネーターの視点で生活困窮者自立支援事業を読み解き、市民の参加を得て事業に取り組むために、前半は元ボランティアコーディネーターで現モデル事業担当者から、支援過程での地域やボランティアとの関わり、地域づくり等について報告いただき、後半は、生活困窮世帯の事例検討とグループワークを行います。生活困窮者支援に必要な社会資源等を可視化するなかで、ボランティアコーディネーションとの結びつきを考えます。

ファシリテーター

阿部 陽一郎

全国社会福祉協議会地域福祉部担当部長 前中央共同募金会 企画広報部長(2014年4月から全国社会福祉協議会に出向)/JVCA理事


本年3月までの中央共同募金会に在職時は、「じぶんの町をよくするしくみ」を主眼とする共同募金改革をはじめ、企業・社協・NPO・共募によるプラットフォームである「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」事務局を担当。今回の東日本大震災における被災地支援活動として、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」にも携わる。

 

他に、日本ボランティアコーディネーター協会理事、ハンズオン!埼玉理事等にも携わる。


事例発表者

葛城 朋子
大津市社会福祉協議会 地域福祉課 生活支援グループリーダー


滋賀県大津市生まれの大津育ち。ホテルマンとして接客業のプロを目指していましたが、結婚を機に退職。子育てをしながら、病院事務、在宅介護支援センターを経て、平成17年より大津市社会福祉協議会に入社。福祉に捉われないコーディネーションを」をモットーに9年間ボランティアコーディネーターとして勤務。自身でも傾聴、復興支援、劇団など5つのボランティア団体に所属しています。一転、平成26年度より総合相談、日常生活自立支援事業、貸付事業、など相談援助全般に携わることに。併せて大津市より「生活困窮者自立促進支援モデル事業」を受託し、平成26年1月より実施しています。

 

「飲みにケーションもスキルのひとつ」「携帯一本でつながる関係づくり」を大切に、ネットワークのアンテナを張りつつ、日々「ええ人」探しを心がけています。


飯野 弥生
千葉県佐倉市役所 健康こども部児童青少年課 副主幹


1957年3月 千葉県生まれ。1978年に保育士資格を取得し、民間保育園に3年、佐倉市立保育園に18年、児童館に3年勤務し、保育園の主管課で5年、現職の児童虐待・DV相談に異動し7年。2009年社会福祉士。2010年精神保健福祉士資格取得。保育の仕事から子育て支援に目を向け、子ども達の幸せ、家族の幸せを考えているうちに、子育てを支える地域づくりに興味を持ち、ふと気づけばここに・・・

 

鯉渕 百合子

社会福祉法人佐倉市社会福祉協議会地域福祉推進グループ生活支援班 班長/JVCA運営委員


1972年東京生まれの千葉育ち。高校時代の交換留学先でホストファミリーはじめ大勢のボランティアに支えながら過ごした日々が、ボランティアとの出会いであり、原点。1995年早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業後、一般職OL、女性誌編集などを経て、子連れで地元に出戻り、2002年4月より佐倉市社協に勤務。総務、小地域福祉、共同募金、ボランティアセンターを担当したのち、2010年4月に生活福祉資金担当、2013年10月からは生活困窮者自立促進支援モデル事業担当。ボランティアセンター担当時代にお世話になった地域住民のみなさんや関係機関の人たちも巻き込みながら、相談者と一緒に班員一同、ウンウン悩む日々を過ごしている。


[担当]疋田 恵子(杉並区社会福祉協議会/JVCA理事)