B-2 災害

災害ボランティアセンター運営をデザインする 〜キーワードは社会福祉協議会、地域団体、専門機関、そして若者力! 〜

日時:3月1日(日)9:30~13:00

定員:20

対象:ボランティアセンター、NPO、大学関係者、関心のある方

今後の災害を想定して、迅速に災害ボランティアセンター(DVC)を設置するために、平常時の準備が求められます。ボランティア受入、マッチング、必要な資材の確保も平常時から協議しておく必要があります。そこで本分科会では社会福祉協議会、地域団体(自治会、地域の様々な団体)、NPO等の専門機関、若者(または送り出す大学等)との連携を考えたいと思います。被災地の多様な問題を解決するために、各々の役割を理解し、互いの強みを引き出し合える「包括的」なコーディネーションとはどうい うものかを一緒に話し合いませんか。

事例発表者

南出 考
社会福祉法人和歌山県社会福祉協議会


1965年生まれ。魚座・B型。親がプレゼントしてくれた「考」という字がお気に入りであるが、考え込んでしまう性格は弱点のひとつ。社協に就職して10年。現在、地域福祉部・ボランティアセンター・災害ボランティアセンターを担当。「ほっとけないよ」の想いだけで駆け出す人や世界があることを知り、災害時にも助けあえる仲間づくりや場づくりを学び中。台風23号(H16)、中越沖地震、台風9号(H21)、ゲリラ豪雨(和歌山市H21)、東日本大震災、新潟・福島豪雨、台風12号豪雨災害等で支援活動に関わる。これまで出会った人たちと、これからつながる人たちと、“力と気持ち”を合わせ、励ましあい、笑いあいながら、壁を乗り越えている。好きな食べ物はカレーライス、苦手はネギ、猫より「犬」が好き、今まで何度も助けてくれた「音楽の力」を尊敬する、愛用ギターはギブソンJ-45。自分を見失わずに前を向くための大切な言葉は『あなたが笑うまで』…代表を務めるボランティア・市民活動チーム「1st.TOUCH和歌山」の信条でもある。



其田 雅美
東北学院大学 学長室事務課


1979年12月、埼玉県越谷市生まれ。(青森と岩手のハーフ)東北学院大学卒業後、同大学の事務職員として現在まで勤務。学生部学生課、総務部調査企画課を経て、現在は学長室事務課に所属。東日本大震災発生前から同大学にボランティアセンターを設立するためのプロジェクトメンバーに関わっている流れで、震災直後に設立された「東北学院大学災害ボランティアステーション」に現在まで担当。同時に、同大学が2011年5月に呼びかけ・発足をした「大学間連携災害ボランティアネットワーク」の事務局を担当、宮城県の高等教育機関コンソーシアムである学都仙台コンソーシアムの復興プロジェクト「復興大学」の「復興大学災害ボランティアステーション部門」も担している。そういった組織に所属し、主に学生ボランティアのサポートや組織間連携活動等の中間支援・後方支援に携わっている。
焼肉(ホルモン)好き、音楽はこよなく重金属系(ヘヴィメタル)をこよなく愛しています。
趣味は神輿担ぎとキントレ。O型。いて座。


ファシリテーター・事例発表

杉浦 健

関西学院ヒューマンサービスセンターボランティアコーディネーター、任意団体共働プラットホームコーディネーター


1965年1月16日、大阪生まれ。大学卒業後普通のサラリーマン生活をしていたが、95年、30歳の誕生日の翌日に阪神・淡路大震災を体験。当時の仕事の関係で2ヵ月間被災地の避難所に食料を配給、そこで「ボランティア」なるものを知る。40歳を過ぎたころに思うところあって脱サラし、2010年に関西学院大学大学院総合政策研究科に入学。専門はNPO、地域コミュニティ。一時はずっと机に向かってる生活もいいなと考えたが翌11年に東日本大震災が勃発。直後に学生たちに呼びかけて学生主体の災害支援団体三田支援ネット、共働プラットホームを設立し、以後、現在に至るまで多くの学生たちと共に災害復興支援に従事する。無類の勉強嫌いで資格とか検定とかいうものにはまったく縁のない人間だったが、14年、ボランティアコーディネーション力1級検定に合格した。趣味はカメラ、クラシック音楽鑑賞。
座右の銘は「Stay Hungry. Stay Foolish.」バカにはなりきれないけどお腹はいつも減らしてます。


[担当]垂井 加寿恵(神戸市西区社会福祉協議会)/川口 謙造(神戸学院大学ボランティア活動支援室)